この記事では都立高校の一般入試(学力検査に基づく)における総合得点の求め方を、例をあげながら解説しています。(令和8年度入試の情報です。)
都立高校入試における換算内申・調査書点・総合得点の計算方法
都立高校の一般入試では5教科または3教科の得点と、評定をもとにした調査書点、スピーキングテストの得点を加えた総合得点(1020点満点)が合否の判断に使われます。
調査書点は評定(素内申)を換算内申に変換し、各学校の「学力検査:調査書」の比に応じて計算されます。教科数と「学力検査:調査書」の比は「5教科で7:3」が一番多いですが、「3教科で6:4」「3教科で7:3」の学校もあります。
換算内申の求め方
受験科目(主に主要5教科)は1倍でそのままですが、受験しない教科(主に実技4教科)は2倍にして、それらを合計したものが換算内申になります。
(例)国4/数4/英5/社4/理4/音5/美3/保体4/技家4のとき
5教科受験の場合(実技4教科を2倍)
→ 4+4+5+4+4+(5+3+4+4)×2=53
3教科受験の場合(英数国以外の教科を2倍)
→ 4+4+5+(4+4+5+3+4+4)×2=61
換算内申は5教科受験は65点満点、3教科受験は75点満点になります。
調査書点の求め方
300点満点(7:3)の場合は「換算内申÷65×300」で、400点満点(6:4)の場合は「換算内申÷75×400」で求められます。小数点以下は切り捨てになります。
(300点満点の例)換算内申が53の場合は、
53÷65×300=244.615… → 244点(小数点以下切り下げ)
(400点満点の例)換算内申が61の場合は、
61÷75×400=325.333… → 325点(小数点以下切り下げ)
総合得点の求め方
入試(学力検査)得点の換算方法は教科数、学力検査と調査書の比によって、算出方法が異なります。
| 学力検査と調査書の比 | 計算式 |
|---|---|
| 学力検査(5教科):調査書=7:3 | 学力検査得点÷500×700 (学力検査得点×1.4) |
| 学力検査(3教科):調査書=6:4 | 学力検査得点÷300×600 (学力検査得点×2) |
| 学力検査(3教科):調査書=7:3 | 学力検査得点÷300×700 |
小数点以下は切り捨てとなります。
※傾斜配点がある学校は計算方法が異なります。
これらの計算結果と調査書点、さらにスピーキングテストの点(20点満点)を合計したものが総合得点になります。
総合得点(1020点満点)=学力検査の換算点+調査書点+スピーキングテストの点
(5教科受験 7:3の例)学力検査が420点、調査書点が244点、スピーキングテスト16点の場合
420×1.4+244+16=848・・・総合得点
さらに面接、作文・小論文、実技検査の得点を加える学校もあります。
参考:東京都教育委員会(https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/admission/high_school/exam/boshuguide20251024)「都立高等学校の入試の概要」「入試実施方法一覧」
換算内申、調査書点を簡単に算出できるフォームを次の記事で掲載しています。



